こんにちは、itoです。
最近、働くお母さんのお話をお聞きする機会が多いのですが、その中でお聞きする悩みは2つに分類されるように感じています。
1つ目が、やりたいことはあるのになかなか実現しない、というもの。
2つ目が、日々のやるべきことに追われて、それだけで毎日が終わる、というもの。
1つ目については、やりたいことがある状態。
自己分析などして、自分の生活スタイルまで見直して一歩踏み出したけれど、その勇気ある一歩の次がなかなか踏み出せない、というもの。
2つ目は、やりたいこととかそんなこと言っている余裕はない、という状態。
私は、どちらも経験があるのですが、特に子どもが小さい時には、2つ目の状態に入りがちなのかなという印象を持っています。
ただ、今日は1つ目の、やりたいことはあるのになかなか実現しないという悩みにフォーカスしてみたいと思います。
実は先日、やりたいことに踏み出したワーママさんとゆっくりお話しする機会がありました。
仕事の話、育児の話。
人の扱う言葉や、人の見ている世界を知りたい!!という欲求が強い私は、コーチング的な関わりは傍においておこうと思っても、どうしてもそこに意識が向いてしまいます。
すると、ある言葉が沢山出ていることに気がつきました。
「私は〇〇タイプだから」
おそらくご本人は気がついていらっしゃらないのだと思います。
でも、実は何回もおっしゃっていたんです。
「〇〇なタイプだから」は、多くの方が使う言葉ですよね。
「真面目なタイプだから」
「考えすぎなタイプだから」
「人を放って置けないタイプだから」
「〇〇な性格だから」も、同じように使われますね。
表現しなくとも自己認識は誰でも持っているので、「私はこういう人」という像はあるはずなんです。
でも、注意が必要かな思うのは、その言葉の先。
「私は〇〇タイプだから、〜できない」
「私は〇〇な性格だから、〜できない」
「できない」が後につくと、途端に自分を制限する言葉になってしまうんですよね。
私を固定してしまう言葉に早変わり
私はずっと「私は人見知りだから」「私は表現下手だから」と言って、生きていました。
新卒入社して数年内にお付き合いがあった方には、今でも極度の人見知りとして有名です・笑
実は、小学生の頃に、仲の良かった友達に自分が感じたことをそのまま伝えたところ、仲間外れにされたという経験があったんです。
当時の私にとっては、それはそれは強い痛みだったのでしょう。
すっかりその出来事を忘れて生きていたのですが、その時感じた痛みは、ずーっと記憶として保管されていた。
だから、「私は人見知りだから」とか「私は表現下手だから」と言って、無意識的に自分を守ろうとしていたんですね。
でも、私は人と繋がる生き方がしたかった。
もっと沢山の価値観に触れたい。(大学の授業などでも惹かれていたのは「多様性」に繋がる学びばかりだったんです。)
もっと自分の可能性を解放する価値観に出会いたい!!!
それには、「人見知り」な自分、「表現下手」な自分を捨てて、今の自分を表現する場、人の意見を聞きにいく場に出向く必要があったんです。
やりたいことがあるのに、結局動けていない場合、そのやりたいことの足枷となる何かが必ずある。
思考は、自分の使っている言葉に表れるんですよね。
ただ、自分の言葉を拾うってなかなか難しい。
自分にとっては長年付き合ってきた言葉だったりして、自然に、当たり前に、それを使っているので、客観視できないことが多いんですね。
以前のブログでも書いたのですが、【性格】なんて本当はない。(以前のブログはこちら)
あるのは、どんなことを信じて生きているか。
信じていることにより、行動が変わり、現実が変わるので、それを見た自分や周囲の人が、『あなたはこんな人だよね』を作り出すだけなんですよね。
身近な人でもいいし、プロとしてやっている人でもいい。
自分の話を沢山して、自分がどんな言葉を使っているのかを知ることは、自分のやりたいことを叶えるために、とても大切な時間になる、と改めて感じた出来事でした。
比較的メモをとりがちだ。
何かを考える時には、とりあえず紙に書く。
という人は、書くことでも、自分の使っている言葉を拾う機会になると思うのでオススメです
!!ちなみに私は、人と話す&書く、の両刀使いです
・笑あ、あと人の話を聞く、ということでも、自分の言葉を振り返ることができます。
その内の1つの方法は、人の言葉を拾った後に、(自分はそれを使っていないか???)と考えてみること。
こうすると、人と話す時にも、人の話を聞く時にも、書く時にも・・・と様々な場面で、セルフコーチングができるようになるので、とってもオススメです!!!
2つ目の悩み、『日々のやるべきことに追われて、それだけで毎日が終わる』については、また別のブログでお話しできたら嬉しいです
読んでいただきありがとうございました