こんにちは、ito(@itokake_labo)です。

「また私ばかり…」そんな気持ちになったことはありませんか?

職場でも家庭でも、なぜかいつも誰かのフォローに回っている。

困っている人を見ると放っておけない。

気がつくと、みんなの期待を一身に背負っている。。

目次

「いい人」でありたい理由

私自身、長い間頑張った人が損をする構図に悩まされてきました。

実家でも、新卒で入社した会社でも、「私って、この組織(家族)のために結構頑張っているよね…」という感覚が常にありました。

頼りにしている、期待している、という言葉に喜ぶ反面、なんだか損な役回りばかりだな、と年々肩にのしかかる重荷が増えていく気がしていました。

困った時の神頼みならぬ、困った時のノートちゃん

当時も、どうにもならない気持ちの吐き出しや、嬉しかったことを溜めておくために、ノート(初期はMOLESKINEのノート)を相棒にしていた私ですが、そこにこんなことを書いていました。

「肩がイタイ」

こう誰かが言っただけで、「肩をもんでよ」と言われてるような気がする。

聞き流したり、「そうなんだ、大丈夫?」と言うだけでは、いたたまれない。

いつも自分が誰か、周りの皆のきげんを損ねないように考えて疲れる。

心の奥底では「こんなにやってるのに」と叫んでいる。

私は心が広くない。

これを見てどう思いますか?

今振り返ると、すんごい背負い込み!!!でも、当時の私は、それをやめたら「ひどい人間」になってしまうと本気で思っていました。

転機✴︎守りたいものができたとき

そんな私が変わったきっかけは、「本当に大切にしたいもの」に出会ったから

好きな人と結婚したい!子どもとの時間を大切にして生きたい!

そう強く思ったとき、このままでは絶対にそれを実現できないし、守ることもできないと痛感しました。

自分の我慢を重ねて、削れていく感覚を無視し続けていては、本当に大切なものを手に入れることも、守ることもできない。

だから私は、ついに「降参」しました。

それ、私には背負いきれません

だって、私には守りたいものがあるから。

幸せに生きたいから。

「悪人」への恐怖と向き合う

この選択は、私にとって断崖絶壁から飛び降りるような恐怖を伴いました。

なぜなら、私が一番嫌ってきた人間像そのものになるような気がしたから

・苦しんでいる人を見て見ぬふりをする人

・頑張っている人に対して「好きでやっているんでしょ」と冷たく判断する人

そんな「自分本位で冷たい人」になってしまうのではないか。

怖い。

自分が自分でなくなってしまう感覚。

涙がたくさん流れました。

“ありたい自分ではなかった自分”を直視するのは、私にとって本当に辛いことだった。

驚きの発見✴︎本当の「悪人」は誰だったのか

でも、心から味方してくれる人がいたからこそ、この恐怖と向き合うことができました。

そして、白旗を上げた後、不思議なことが起こったんです。

私の人生が大きく変わり始めたんです。

冷静に振り返ってみると、私が「悪人」だと思っていた人の特徴は、実は私自身が私に対してしていたこと、そのものでした。

・苦しんでいる私、私自身が見て見ぬふりをしていた。

・頑張っている私に対して、「好きでやっているんでしょ」と放置していた。

なんと一番の「悪人」は、私の心の中に何年も住み続けていたんです。

苦しいに決まってる

シャンパンタワーの法則:まず自分から満たす

のちにメンターから教わった『シャンパンタワーの法則』(マツダミヒロさんが提唱した理論)が心から腑に落ちたのは、この体感があったから。

まず自分のグラスを満たす。それが溢れて初めて、家族、友人、仕事関係の人、そして社会へと幸せが循環していく。

自分を犠牲にしながら他人を満たそうとしても、結局は誰も本当には幸せになれない。

このことを実体験から強く信じています。

まず「悪人像」を知ることから

もしあなたが今、「どう考えても私ばかり頑張っている」と感じて疲弊しているなら、ぜひ試してほしいことがあります。

あなたが思う「悪人像」を書き出してみてください。

きっとそれは、あなたの「ありたい姿」と真逆なはず。

そして、その「ありたい姿」によって、自分自身が苦しんでいないかをぜひ確認してみてください。

大丈夫!あなたが本当のあなたが思うような「悪人」になることなんてありえない。

自分のことを、過去に見た「ひどい人」レベルまで落ちる人だと思いますか?

そんなわけないじゃないですか。

流石にそこまではなるわけない。そう思いませんか?

それが自信というものです

「わがまま」「無責任」への新しい視点

「これは私のわがままでは?」

「これは無責任では?」と思うことがあるかもしれない。

でも、考えてみてください。

結局人は、誰かから見たらわがままだし、誰かから見たら無責任(この部分については、また別のブログで詳しくお話ししますね)

幸せの循環を始めよう

自分が守りたいもの、大切にしたいもの、好きだと思うこと。

それを選んでいいんです。

少しずつでいいので、選んでいこう✴︎

きっとあなたの幸せから始まって、家族、友人、仕事関係の方、そして社会へと幸せの循環が起こっていきますから

あなたの幸せが、みんなの幸せの種

それでは、また

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