こんにちは、itoです。
「何でも一人でやろうとしないで!!」
突然でびっくりしましたか
もし不快感を持った方がいたら申し訳ないですこの言葉。実は私が秘書として勤務していた際に、先輩に言われた言葉なんです。
グサリッ
その言葉が刺さりすぎたのか、その日のことを日記にこう書いていたんです。
「今日、〇〇さんに言われてしまった。
私はいつも自分が人に重しをかけることを避けたがる。
自分より誰かがたくさん苦しみを背負っているのがたえられない。
私はガマンすればいいだけだけれど、人に何かを背負わせたら、人はどんなことを感じるかわからない。
そう思って怖いんだ。」
その当初は相当落ち込んでしまっていたんです
ズーンと地面を掘り下げ、暗い穴に身を隠したくなるくらいに・・・(探さないでください←イメージです・笑)
でも今、この文章を読み返すと、感じることがあるんですよね。
・【人に頼ること=人に重しをかける】 と思い込んでいるなぁ
・【自分の我慢=誰かの苦しみを取る】 と思い込んでいるなぁ
でも、その先輩の言葉がグサリッと心に刺さった秘書時代の私は、全くそんなことを思っていなかったわけなんです。
だって、(人に頼ったら、誰かが苦しむよね?)(自分が我慢した分、誰かは我慢しなくて良くなるよね?)と本気で信じていたわけですから。
当初は全く気がつかなかった私の中の『前提』。
簡単に言うと、『私が信じていること』。(心理学用語で言うと『ビリーフ』と言ったりします。)
それが現実を作り出すロジックを組んでいることに全く気がついていなかったんです。
【 事柄×『ビリーフに基づく意味づけ 』=私の現実 】
『一人でなんでもやろうとする私』は、私が持っていた『自分でなんとかすることこそ正義!』というビリーフからまれていたんですね。
でもそのことに全く気がついていない中で、あの言葉をもらったんです。
そりゃ、落ち込みますよね。
『私の正義』を否定されたことになっちゃったわけですから。
自信喪失しますよね
でも、今は思うんです。
グサリッと刺さる言葉は、自分が信じ込んでいることを教えてくれるありがたきお言葉だと。
なぜなら、自分が信じ込んでいることについて、(あれっ?これって信じなくていいのかな?)なんて自分だけでは絶対に気がつかないので、「そんなこと捨てて!」なんて自分自身に言いっこない。
正義だと思って、大切に大切にそれを守って育てて生きてきたものだからこそ、自分ではそれが原因で苦しんでいるなんて、思いもしない
自分にとって受け入れ難い言葉をもらった時には、自分の信じていることを掘り下げるチャンス。
もちろん、グサリッと刺さる言葉を受けて、自分のビリーフを変える必要がある時、ない時があります。
何でもかんでも、自分を変えなきゃ!なんて思わなくていいんです。
でも、まずは、グサリッと刺さる言葉を自分を知るチャンスだと捉えると、どんな言葉を人からもらっても、自分の幸せや成長に繋がる心の調整機会にできます。これは間違いない!
もし、誰か(特に信頼している人)からもらった言葉がグサリッと刺さることがあったのなら、せっかくなので、ありがたや〜と受け取ってみましょう。
そして、それを自分研究材料として活かしましょ
きっと、それは自分の現実を変える第一歩になりますよ
当初の私も、その視点があったら、ひたすら『終わりなき反省会』を毎夜毎夜開かなくても済んだだろうなぁ。。
やっぱり私って〇〇なんだ・・・と反省したり、自己嫌悪に陥ったりするのは、自分をもっと素敵な人にしたいと思っている証拠。
そのあと、(私が信じてることってなんだろう?)(それは本当のことだろうか??)と一歩踏み出すと、自分の可能性をもっともっと広げていけるんですね☆
読んでいただきありがとうございました