こんにちは、ito(@itokake_labo)です。
「自責で考えよう」というアドバイスに翻弄されていませんか?
特にワーママとして毎日奮闘するあなたへ。
毎日、家族のために尽くし、キャリアも大切にしているあなたの姿勢はとても素敵です
自分を責めてしまうことがあるのは、実はあなたが「もっと良くなりたい」「大切な人たちのためにベストを尽くしたい」という強い向上心と愛情を持っている証拠です。
この記事では、そんな頑張り屋なワーママさんへ、自己実現を妨げる「自分責め」と真の「自責」の違いについて解説していきます。
読めば、心を削る負のループから抜け出し、本来の自分の可能性を紡ぎ出し、理想の現実を掴み取るヒントが見つかりますよ
子育てと仕事の両立に疲れていたら、ぜひ読んでみてください。「自責」と「自分責め」の危険な混同
他人のせい。
環境のせい。
境遇のせい。
そんな風に、自分にとって不都合な現実を、外的なものに原因を被せていたら、自己成長や自己実現はあり得ない。自責で考えろ!
全ての事象は、自分が導いたこと。
現実は自分が創っている。
引き寄せの法則!
これらの言葉に翻弄されている人が、結構多いように思います。
あなたも”自責”で苦しんだことはありませんか?
確かに不都合な現実を、〇〇のせい、とする態度は、理想の現実を掴むこととは、逆行する態度だと思います。
ただ、「自責で考えろ」には、誤解がつきまとっているように思えます。
自責で考えろ、で苦しくなっているワーママさんにこそ、特に伝えたい!
ズバリ、それは・・・・・
「自責」も、「現実は自分を創っている」も、ある意識が整って初めて有効になる話だということ。
下手に「自責」で考えたら、自分責めのループから抜け出せません。
ワーママが特に陥りやすい「自分責め」の3つのパターン
過去の私は、自分責めのために”考える”という行為をし続けていました。
もちろん、当時の私は自分責めをするために、なんて思っていませんでした。
試行錯誤しているのに、現実が変わらない。
実はこの時、自分の意識の焦点の当て方にエラーが起こっていたんです。
だから、いくら考えても、現実が変わらなかったんです。
では、過去の私は、どんな意識が必要だったのでしょうか?
その答えは、2つあります。
まず1つ目は、自責は自分を責めることではない、という意識。
「自責」と「自分を責める」は、全く違うものなんですよね。
心のどこかじゃわかっているけれど、結局のところ、自分責めに落ち行っている人は多いです。
過去の私も、「自責」という言葉の誤解から始まっていました。
子育てと仕事の両立で精一杯だった時期、子どもが心理的に不安定な時は、
・私がきちんと子どもの心のケアができていないからだ。
・過去に子どもの前で泣いたことが、今も子どもの足枷になっているに違いない。
と自分を責め続けていました。
「もっと頑張れば良かった」
「私が子どもに寄りかかってしまったんだ」
そうやって、自分を責め続けていたのです。
過去の私に必要だった意識の2つ目は、具体と抽象の視点を行き来する意識。
今この瞬間ばかり見ていると、”現実は自分が創っている”を腑に落とすために、自分責めに向かってしまうことは多いです。
例えば、子どもの心が不安定な場合。
不安定な子どもの今の状況ばかり見ていると、なんでなんで?と、不安定な子どもを取り巻く直近のことばかりに目がいってしまいます。
「私が仕事の忙しさにかまけて、子どもの異変に気付かなかったからだわ、絶対!」とか。
そこで見つけた原因らしきものが、どうにも変えづらく、心の負荷が増えると、今度は他責に向かいやすくもあります。
「子どものこんな状況も知らず、夫は仕事のことだけ考えていられるんだからね。そりゃ評価だってされるよ(過去の私の言葉 )
」なんて・・・でも、ふと抽象度を上げてみると、さまざまな要因に目を向けられることがあります。
真実を決める、様々な要因が視界に入ってくる、と言えるかもしれません。
心が不安定=家庭以外の環境要因。成長におけるホルモンバランスetc…
「あぁ、最近クラス替えしたばかりだったから、友達関係がうまくいっていないのかな?」
「そういえば、最近夜寝られていないみたい。身体の不調から来ているかな?」
要因となる事柄が広がれば、過度に自分や誰かを責めることはなくなります。
実際に起きた、子どもが不安定である、という事実に対して、「さまざまな要因があるかもしれない」と思えた時にはじめて、「さて、子どもの不安定を解消するためには、何ができる?」に、冷静に焦点を当てられるようになるんです。
確かに振り返りは大事です。
でも、振り返りを自分責めの道具に使っていては、未来までもが過去に引きづられてしまいます。
これは、ワーママが陥りやすい「自責の罠」です。
特にワーママは、時間的・精神的余裕がない中で、以下のような罠に陥りやすいです。
1. 子どもの不安や悲しみと繋がっている行動を、全て自分のせいだと思い込む
2. 仕事のパフォーマンスが下がると自己価値を疑う
3. 家事が完璧にできないことを自分の失敗と捉える
これらは「自責」ではなく「自分責め」です。
これでは心が削られるばかり。
でも、あなたが自分を責めてしまうのは、子どもや家族のことを真剣に考え、仕事にも真摯に向き合う誠実さがあるからこそ。その誠実さと責任感は、あなたの大きな強みです。
ただ、その強みが時に重荷になってしまうことがあるのです。
それではもったいないですよね。
真の「自責」とは?自分を削るのではなく可能性を紡ぎ出す
「自責」の本当の意味とは何でしょうか?
本当の「自責」とは「自分を責める」ことではなく、フラットな状態で物事を見て、自分が叶えたいことを認識し、それを叶えるには何ができるか、と『自分の責任において行動の選択をしていくこと』。
それは自分を削るのではなく、新たな可能性を紡ぎ出す行為であり、自分の持ちうるリソースをここぞという場所に使っていくことなんです。
自分を責めることで失っていた大切なエネルギー。
責めるのをやめた時、初めて本当の意味での「自責」—自分の人生に責任を持つこと—ができるようになりました。
もし今、あなたが「自責=自分を責める」の罠に陥っているなら、まずその考え方を手放してみませんか?
あなたは既に多くの場面で、賢明な判断と責任ある選択をしています。
日々の小さな決断の積み重ねが、家族の笑顔や安定を支えています
そのことをまず、自分自身で認めてあげましょう。
その上で、再度、真の自己実現のために、自分を削ることなく、新たな可能性を紡ぎ出す方法を手に入れていきましょう!
「自分責め」から抜け出すための具体的な第一歩
具体的にどうやって「自分責め」から抜け出し、本当の「自責」の力を活かすのか。
それには、1つのある手法があります。
フィードバックではなく、フィードフォワードで考えるという手法!
これは、先ほどの『”自分責め”のためには考えない』、『具体と抽象の行き来をする』、という意識が活かされる手法です。
何が悪かった?と考えてしまうと、悪いこと探し=何か(自分や他者)を責める態度になります。
だから、何がしたい?と未来側から考えた後に、それを叶えるための課題は?と考える。
そして、ではその課題を解決する手段は?という順番を踏むんです。
順を追って、時間軸を意識していくことが大事です!
今(現状把握) ➡︎ 未来(目的把握) ➡︎ 過去・今(課題把握と手段把握) ➡︎ 未来(目的達成のための行動把握)
先ほどの例で言うと、
【今】子どもが不安定、という状況を認める
【未来】子どもが安定するためには?と、叶えたい未来を定める
【過去・今】そのための課題は?と、課題の洗い出しを行う
=子どものとの会話が少なかった。最近学年が変わりクラス替えがあった。土日に予定が沢山入っている。etc
【未来】よし、土曜日の予定をキャンセルして、じっくり話を聞いてみよう、などと具体的なアクションを選択する
あなたは、問題に向き合おうとする勇気と、より良い未来を描く想像力があるからこそ、この記事を読んでいるのではないでしょうか。
その姿勢こそが、本当の変化を生み出す原動力になります。
そんな姿勢を持つあなたは、既に解決志向の思考を持っています。
持っている力を最大限活かす方法をぜひ掴んでいってください
心のエネルギーを取り戻すために
自分責めが癖になっていると、真の意味で人の話を聞けなくなりますし、自分の力を本当に注ぎたいところに注げなくなります。
だからこそ、自分の責任で選択していく、という意識を持ち、未来起点で現実を見つめることが大事になってきます
あなたはただでさえ毎日頑張っています。
あなたの人生が、”削れる”ではなく、紡ぎ出す喜びに満ちていますように
心のエネルギーを取り戻すために、具体的なサポートが必要なあなたへ。
現在開講中の無料メルマガ講座では、こうした自分の意識を見つめ直す設けています。
もしこの記事に共感してくださる部分があったのなら、そんなあなたにぴったりの機会です。
講座内で提供する実践的なワークなどを通して、「私、こんなことを信じていたの?」と、自分を苦しめている意識に気がつくことで、あなたの本来のエネルギーを取り戻すきっかけになれば幸いです。
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その原因は、あなたの”意識の焦点”が、
自分を制限するものになっているから
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読んでいただきありがとうございました

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