こんにちは、itoです。
自信を持っている人って、なんだか素敵で憧れますよね。
私は昔、自信がある人だから、堂々としていてなんでも積極的にやれる、と思っていたんです。
『自信がある』というのは、先天的に与えられたもののようなイメージを持っていたんですよね。
あの人って自信満々で羨ましいって。
でも、子どもを産んで、子どもたちを見ている中で、あることに気がついたんです。
あれ?赤ちゃんに自信あるとかないとか、なくない???と。
「わぁ!この子自信たっぷりに生まれてきたわ」と感じる子もいなければ、自信なさそうに生まれてくる子もいない。
身体のある機能の働きが弱いなどはあっても、自信に関して言えば、“育むもの”だと強く感じたんです。
私の子どもはサッカーをしているのですが、教室に入った当初、大人が見ると「あれ、向いてないかな??」とも感じられるほど、動きが鈍く、この先上手くなるかな〜と不安を感じてしまうような状態でした。
本人もうまくできないことを感じたのか、「できない〜〜〜」と言い、だんだんとやる気まで下がっている様子。
我が家は、本人のやりたい!という気持ちを第一優先にしているので、サッカーも無理やりスタートしたわけではありません。
それでもイメージでは簡単にできるはずだったのに、やってみたら全然うまくできない。
そのギャップに打ちのめされているように見えました。
夫が運動神経悪いかも・・・とこっそり話していました。
でも子どもを毎日見ている私は、そう判断するのはまだ早い!!!と強く感じたんです。
運動神経の良し悪しのレベルにまだ達していない。だって、まだ始めたばかりなんだから。
そこから、徹底的にあることをしました。
学んだ心理学や脳科学等の学びをフル動員して考え出した策を実行!
やったことは、たった3つ
①大してやってもいないのにできたことってあんまりないよね?という話を、その子の実体験を例に挙げてする。
例えば、自転車に乗れるようになった子には、「自転車だって最初はできなかったけど、何回も何回も練習したからできるようになったよね。最初からできることなんてあったっけ?」と。
歩けるようになった過程を例に挙げてもいいような気がします。何度も何度も転んでいたんだよ〜と動画を見せるのもいいかも。
②毎回のレッスン前に、今日の目標を自分で決めさせ宣言させる。(と言っても、子どもはいつもこっそり耳打ちしてくれましたが・笑)
「今日の目標は?」だけ。
③レッスンが終わった後に、その日に立てた目標の結果を報告させる。
「今日どうだった?〇〇が今日の目標だったよね!」と聞き、報告をもらったら、前回よりもできたところを一緒に喜んだり、できなかった場合は「じゃあ次回はどうする?」と次のレッスンの目標へ、意識を向けるように声掛けをしました。
子どもは基本的にすごく素直。
できるようになることが大好きだし、自分で決めると、その決めたことに責任を持てるようになるし、達成したい意欲も集中力も高まります。
そんなことを続けた我が子は、次第に動きが良くなり、周囲の親御さんから「あの子上手だね!」とのお声をいただくほどに成長していきました。
こうなってくると、本人も楽しくしょうがない様子。
自分から今日の目標はね〜と教えてくれます
自信は与えられるものではなくて、育むもの。
子どもを見ていて実感したこのことを自分に置き換えてみると、面白いことに「あぁ、私も自信を育めたことがあったわ」というものをいくつか発見できました。
その一つに料理があります。
1から10まで、レシピ紹介アプリの通りに作らないと、とんでもない味のものができるくらいに初心者なのにアレンジしようとしちゃったりするのがいかん。。
私は信じられないくらい、料理ができなかったんです。
それでも、子どもに美味しい健康なものを食べさせたいと10年以上続けた結果、最近は自分のご飯ウマ〜と感じられる料理を作れるようになりました。(と言っても、現在もレシピ紹介アプリには度々お世話になっています。長年のおつき合いにより、おいしくできるだろうレシピの発見感度と検索スピードが高くなりました・笑。もうアレンジもお手のもの!)
今はそれなりに、誰かに提供できる料理を(過去の私よりも)スピード感をもって作れる自信があります。
できる!の実感を作ってくれたのは、子どもの「おいし〜」という声だったりするのですが
自信は結局、やりたい!→やる→できる、の繰り返しでしかできないのではないかと思うんです。
何もやらずに「自信あるし〜」とか言っている人がいたら、実証しようとする時に怖さが襲ってきますよね、きっと。
できなかったらどうしよう・・・って。
それって自信でもなんでもない、思い込みですよね。
でも最初は思い込みでいい!!!やったらできるはずだ!と思えなきゃスタートできないので。
やりたい!を見つけてスタートしたら、やる→できる(スモールステップで全然OK)の発見→やる→できる・・・を繰り返して、自信を育んでいく。
なんだか当たり前の話なんですが、できないとすぐに遺伝だとか、性格だとか、年齢が・・・とか、そういった自分では変えられないものにすがってしまうのが人間。
でもやりたいことで自信をつけたいなら、やらなきゃならない。“できる”を積み重ねるしかない。
心惹かれるものは自分だけの幸せの地図!
思い込みを強化するために、人からもらった言葉を借りることはかなり有効
ここでも人からポジティブな言葉をもらうのはかなり有効 やりたいことがあるなら、ポジティブな言葉かけをしてくれる人といることは すっごく×100 大事
一般論は関係ない。特にネガティブな一般論は頭の中に入れない。
その後は、STEP4 と STEP5 をぐるぐると回しながら上がっていく(螺旋階段のように! )
これは子どもでも大人でも一緒。
違うのは、大人は子どもに比べて、圧倒的に自分のやりたいことに必要な言葉集めがしやすいということ!
必要な言葉をくれる人と出会える環境を、自分から選べるという点で圧倒的に有利です。
子どもはいろんなことを教えてくれますね。だから育児って面白い
読んでいただきありがとうございました