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『価値』のある人、『価値』のない人

こんにちは、itoです。

今日は『価値』について私の考えを書いてみたいと思います。

私は大人になるまで大半の野菜が嫌いだったのですが、嫌いだった野菜の代表、ピーマン。

ピーマンって、2、30年の間に劇的に美味しくなった、といった情報はありませんよね。

ピーマンが大大大好きな人に聞いたら、『時代とともに変化したピーマンの美味しさ』について語ってくれるかもしれませんが(聞いたら面白そう、おそらく劇的に味の変化があったわけではないと思います。

それでも、ピーマンを食する人間(=私)が変化した場合、ピーマンが受け取る言葉は変わります。

「嫌いっ」、「見るのも嫌」、「不味っ」 etc・・・

➡︎「めちゃくちゃ美味し〜」、「おかわりしよ〜」、「また食べたい」 etc・・・

扱いも変わってきます。

皿の端に寄せる、噛んではみたものの飲み込めず出す、捨てる etc・・・

➡︎「いただきま〜す!」と同時に食べる、何度もおかわりする etc・・・

ピーマンはピーマン。

特に変わってもいないのに、ピーマンと接する人によっては、ピーマンは全く違う評価、扱いを受ける。

価値が下がったり、上がったり・・・

野菜の大半が嫌いだった幼少期の私に出会ったピーマンさん。

野菜の大半が大好きになった大人の私に出会ったピーマンさん。

どちらが幸せな一生を送れたでしょうか。

「不味っ」と言われながら、お口に運ばれ(一生を終えた)ピーマンさん・・・(擬人化)

今思うと本当に申し訳ないです。

美味しい!と笑顔で食べてくれる子のこのところに行きたかったよね。ごめんね。でもね、不味かったのよ。あの頃の私にとっては。。。

ただ、このようなことは、人間社会でも起こっていると思いませんか??

人の多くは、生まれた環境下で十数年間育ちます。

引越し等で保育園、幼稚園、学校などが変わったり、それに伴って友達も変わったりするかと思いますが、ほぼ固定的なものに家族があります。

兄弟ができたりすることもあれば、親の離婚や再婚などによりメンバー入れ替えが起こることもありますが、多くは、自分が選んで繋がった関係ではありません。

選択の機会が与えられない環境で過ごす十数年間。

例えば、感情をストレートに表現する夫婦がいたとします。

そこに生まれてきた子どもは、自分の意見を伝えるのに多くの時間を要します。

すると夫婦にとって子どもは、“内気”さんに感じられるかもしれません。

「こんな“内気”で、みんなと上手くやっていけるかしら?」という心配から、『なんでもまず言葉に出すこと』を教えようと必死になるかもしれません。

「いいから早く自分の意見を言いなさい」

「そんなに遠慮していたら、みんなの言いなりになっちゃうぞ」

「周りのことばかり気にしているんじゃない」

ずっと“内気”な自分と向き合い続けます。

私は自分の気持ちを伝えるのが苦手なんだ・・・(親はそうは言っていなくとも)

自分はダメなんだ・・・(親はそうは言っていなくとも)

さてその“内気”さん。

大人になって、人の話をよく聞いてくれる人として、パートナーから大切にされるようになりました。

大人になって、様々な人の意見を聞き、そこから皆が納得する意見が出せる人になり、会社で評価されるようになりました。

親の持つ『常識』というフィルターは、子どもの良い悪いの判断基準に大きく影響します

人は様々な経験によって価値観が形成され、その価値観により善悪を判断します。

価値観があるからその人らしさが生まれるので、仕方のないことですし、生きる上で必要なことだとも言えます。

そして親も『常識』、『一般的』が重視された環境の中で育ってきたことも、忘れてはいけないことではないでしょうか。

誰かを責めることに意味があるとは思えません。

社会には様々な価値観を持った人がいて、価値観の違いを持った人と生きていくことが必要です。

家族はそれを学ぶ場でもあったのですから、価値観の違いに触れ続け、苦しんだことも1つ学びです。

大事にしていることが違った、物を見る角度が違った環境で育ったことで、人の価値観の違いに柔軟になれたかもしれません。

そしてそれらを経験して大人になった私たち。

そんな私たちだからこそ、価値観の違いを受容した上で、自分が心地よく感じる感覚に『いいね』と言ってくれる場に身を置く選択ができ、もしその選択により心地よさを感じることができたら、それは大きな喜びになるはずです。

『自分に価値をつけてくれる場』に身を置く。

この環境の選択は、大人になった私たちならば、自分の意思でできる場合がほとんどです。

結婚相手、仕事場、友人、趣味の環境・・・

全部は変えられないかもしれない。

でも、自分の意思で環境の選択ができる大人になった私たち。

今いる環境は、あなたの過去の『選択』でできている。

これを受け止めることができると、未来もあなたのこれからの『選択』で作っていけます。

究極、自分に『いいね』をしてくれる人が1人いれば、人は幸せになれる

そこからいくらでも幸せを増やすことができるようになるからです。

私は自身の経験と、多くの人の話を聞いてきてそう感じています。

そして1人いてくれることに感謝できると、不思議なことに、また1人、また1人と、幸せなご縁は繋がっていきます。

あなたにも私にも価値がある。

あなたの『価値』を受け取ってくれる場に身を置くことは大切なことではないでしょうか。

『価値ある人』として、人生を歩んでいきましょう!!

読んでいただき、ありがとうございました

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